このページでは、生浦湾に生息する危険な魚を紹介します。釣り上げてしまった時は、トゲ(赤○)などに注意してはずして下さい。このなかには食用になるものもありますが、処理及び調理は自己責任においてお願いします。

【アイゴ】
背鰭、腹鰭、臀鰭(しりびれ)の棘条(きょくじょう、とげ)は太く、鋭く発達していて、それぞれに毒腺を備えている。このとげに刺されると毒が注入され、数日間は痛みと腫れに襲われる。アイゴが死んでもとげの毒は消えないので、漁獲したら刺されないようはさみなどでとげを切断しておくのが望ましい。

磯臭さを除けば肉質は悪くない。白身魚で、刺身(洗い)、塩焼き、煮付けなどで食べられる。新鮮なうちに内臓を傷つけずに処理し、ショウガや柚子胡椒でくさみを消すとよい。皮を引かずにさくにとり、カツオのたたき(土佐作り)のように表面を焼いて刺身にすると厚い皮も味わえて美味である。

【アカエイ】

体表はほとんど滑らかだが背中の正中線付近には小さな棘が並び尾に続く。尾は細長くしなやかな鞭状で、背面に短い棘が列を成して並ぶ。さらに中ほどには数-10cmほどの長い棘が1-2本近接して並ぶ。この長い棘には毒腺があり、刺されると激痛に襲われる。数週間も痛みが続いたり、アレルギー体質の人はアナフィラキシーショックにより死亡することもある。棘には鋸歯状の「返し」もあり、一度刺さると抜き難い。刺されたらまず毒を絞り、患部を水または湯で洗い流し早急に病院で治療を受ける必要がある。生体を扱う際は尾を鞭のように払って刺そうとするので充分注意しなければならない。

刺身、湯引き、煮付け、煮凝りなどで食用になる。また鰭の軟骨を干物にしたり、魚肉練り製品の原料にも使われる。身は脂肪が少なく繊維質が強い。生の身はピンク色だが湯引きすると白色になる。肉質はしっかりしていて悪くないが、軟骨魚類の例に漏れず漁獲後に時間が経つとアンモニア臭が発生する。日本では酢味噌やショウガ、酒などを用いて臭みを消す料理が一般的である。


【オコゼ(オニオコゼ)
体長は20cmほどだが大型になると25cm以上になる。背びれの棘には毒腺を持ち、刺されると激しく痛む。食用になり、刺身や吸い物になる。

【ハオコゼ】

色が赤く、小さくてかわいらしいので水族館ではよく飼われる。防波堤釣りの外道として釣れる事が多く、また潮だまりでもしばしば目にするが、他のオコゼ類同様、背鰭の棘に毒があり、刺されるとひどく痛むので注意が必要である。

食べられないことはないが、小さいので通常は食用としない。


【ゴンズイ】

体長10cm〜20cmに達し、縦縞がある。集団で行動する習性があり、特に幼魚の時代に著しい。幼魚の群れは巨大な団子状になるため、「ごんずい玉」とも呼ばれる。この行動は集合行動を引き起こすフェロモンによって制御されていることが知られている。背鰭と胸鰭の棘には毒があり、これに刺されると激痛を覚えるが、美味で地方により好んで食用とされる。

≪出典:ウィキペディア(Wikipedia)≫